ウチには、Mr.マリックのスプーンがあるんです。
ハンドパワーです。
Mr.マリックは、ハンドパワーハンドパワー言う割にはやっすい超能力も見せてくれてたナイスなオッサンでした。そのやっすい超能力の中には、ド定番のスプーン曲げもありました。
実は間近でみたことあります。
うちにあるMr.マリックのスプーン
その話の前に、うちにあるMr.マリックのスプーンを見ていただきましょう。
これです。
何の変哲もないスプーン。しかし、柄の端っこをよく見てください。
拡大しますよ。
ホラ!「Mr.マリック」って書いてある!なんかめちゃくちゃ嘘くさいんですけど!
しかしこれは本物です。
本人から直接もらいました。
Mr.マリックのスプーン曲げ
Mr.マリックと出会い、このスプーンを貰ったのは、あるときとある会場で。エガちゃんのときと同じときです。
江頭2:50はナマで見るとめっちゃ男前だった。 - コバろぐ
あのとき、エガちゃんとマリックを見てたんだなぁ、スゴイ贅沢(他にもいたけど)。
それはさておき、その時マリックさんは様々なハンドパワーを見せてくれてたんですけど、そのうちに会場のみんなにスプーンを配りました。
要するに「今からスプーン曲げやるからお前らもいっしょにせぇ!」ということです。
「ほほう、オモロいやんけ、俺にスプーンを曲げさせてみろ!」
超能力や心霊など、オカルトチックなものを完全否定していたぼくは、マリックの言う通りにやってなおかつスプーンを曲げないでやろうと思いました。
マリックは左手でスプーンの柄の端っこを持って縦にして右手の人差し指をスプーンの頭に当てろという。そして、今から気を送るからとか言ってゴニョゴニョと何か言い(どんなだかは忘れた) 、「ハッ」と言ったら人差し指を手前に引けと。
静まり返る場内。ちょっとの間をおいて「ハッ」というマリックの声。湧き上がる場内。「曲がった!」「曲がった!」あちこちから声が上がってました。
配られたスプーン
すべてが終わったあと、マリックさんはみんなにスプーンを配ってくれました。うちにあるスプーンはそのときのものです。
え?スプーンは曲がったのかって?
曲がったよ。大いに曲がったよ。ぼくの持ってるスプーンが。グニョーンて。
力入れてないのに、スプーンの頭にあてた人差し指を手前に引くだけで。
「いやちょっと待って何で曲がるねーん!?種も仕掛けもございませんのに何で曲がるねーん!?おかしい何だ心理的な何かなのか怖っマリック怖っ」と思ったのは言うまでもありません。
むー、曲がらないやつもいるのに、なんでぼくのは曲がるん?
最後に
というわけで、「いや自分は大丈夫絶対に騙されない大丈夫大丈夫」とか言ってるやつが騙されるから気を付けやっていうお話でした(違)。