みなさん「ロボダッチ」って知ってます?
ロボットのプラモデルなんですけど、種類がハンパないんです。
主要キャラはタマゴロー、ロボQ、ロボZ、ロボXなんですが、あまりに種類が増えたので、シリーズが重なるごとに忘れられてました。
ロボダッチって?
ロボダッチは、今井科学(イマイ)発売のプラモデルを基点とした作品、およびその世界観を構成するロボットキャラクター全般。キャラクターデザイン・原作は漫画家の小澤さとる(小沢さとる)。
メインのタマゴロー、ロボQ(現・ドラタロー)、ロボZ、ロボXらとそのバリエーション以外のキャラクターは「○○(モチーフ名)ロボ」という名称が多く、特徴の一つとなっている。
1975年に発売されて、大ヒットになりました。300円でテーマに従ったロボが4つ、シュリンクパックされて発売されていましたが、80円くらいで1体ずつも販売してましたね。
あらゆるモノや職業、役職などがロボ化されていきました。
警察ロボとか洗濯ロボとか野球ロボとかは納得できると思いますが、その他にガキ大将ロボやガリ勉ロボみたいなのまでいました。ちなみに、ガキ大将ロボのフォルム好き。
大ヒットしたとかいいますけど、ぼくの周りの同年代のヤローどもは誰一人として知ってるヤツはいませんでした。みんな忘れてんじゃないの?と思いましたが、よく考えたら、ぼくの周り3人だけ遊んでたような気がします。みんな存在すら知らなかったというのだろうか。
みなさんどうですか、知ってる方いますか。
タマゴロー
ロボダッチと言えばタマゴロー。しかし前述のとおり、ミニロボダッチのコレクションにシフトしていってからは忘れられていきました。
ちなみにこんなヤツ。
これ、2013年に発売されたダイキャスト製の重厚なフィギュアです。こんなのが復刻して発売されるくらいだから、みんな知っててもいいのになぁ?
それはさておき、股間の形状にこだわりを感じる。
ミニロボダッチの時代
1980年代になると、ジオラマを意識したセットが主流になってきます。島状のベースに、ミニロボダッチがたくさん付いたセット(ロボッ島セット)が子供たちのあこがれになっていきます。子供たちといっても、先ほど書いたとおりぼくの周りではぼく含め3人ですが。
で、この最たるものが『宝島』でした。
ちっさいロボたちが描かれていますが、これが全部付いてるんです。少年のコレクション魂が揺さぶられるでしょう。現に子供たち(ぼくの周り3人)は魂を揺さぶられまくりました。しかし、4800円也(確か)。小学生がおいそれと変えるモンではありませんでした。
以後、ミニロボダッチのセットが発売されるようになり、ぼくらはそっちをコレクションするようになりました。従来より小さくてコレクションしてて楽しかった。
ちなみにこの『宝島』、以前ホビーショップで見かけたんですけど買いそびれまして。ていうかカミさんの許可が下りなくて買えなかったのですが、こうやってAmazonでも売ってるんですね。ゴクリ。
ぼくらがロボダッチにハマった理由
そんなロボダッチに全国の少年たち(実はぼくの周り3人)が夢中になったのにはわけがあります。
接着剤がいらない、2色パーツなので見栄えがいい、丁度いい大きさ、豊富な種類、そして何よりちょうど小遣いで届く価格。
絶妙すぎる。
そりゃコレクションしたくなりますね。
ロボダッチ、ぼくの一番の思い出
ぼくにとってのロボダッチの一番の思い出とか書いてみようと思って思い出してみたら、やっぱりあれです、ガマロボ。ガマにのった忍者込みでガマロボ。こんなの。
従来のシリーズとは違う、もっと大きな単体のプラモデルとしてガマロボが売られていまして、それがちゃんとしたプラモデルで、接着剤を使って作っていくプラモだったんです。
当時ぼくは小2で、プラモデルを作るにあたりそろそろ接着剤デビューしてもいいお年頃でした。そして、熟考した挙句、作ってみることにしましました。何かのイベント時に買ってもらった記憶がありますね。
で、これがムズカシイんだ、小2には。ゼンマイも内蔵してガマが自走するわ、ガマの口からは糸でつながったモーニングスターみたいなのが飛び出すわ、そんなギミック作られへんわ!
結果、癇癪を起して泣くというね、何とも情けない思い出ですが強烈に覚えてます。
できればまた集めたい
そんなロボダッチ、Amazonで調べてみると何気にいろんな種類が復刻したりなんだりで売られています。
これはちょっとまたコレクションするのも悪くないんじゃないですか、ねぇ。と思ったこともありますが「そんなものどこに置くのいくら使うの」と我が家の国土交通大臣兼財務大臣がおっしゃっているのでダメです。
ところで、誰か知ってる人いない?ホントに。ロボダッチやで?
昭和47年生まれ。他の世代よりもぼくらの遊びは幸せだった! - コバろぐ