みなさんはタマムシという昆虫を知ってますか?
知ってる人はみたことありますか?
タマムシって?
タマムシ(玉虫、吉丁虫)とは、コウチュウ目タマムシ科(Buprestidae)に属する昆虫の総称。
引用元:タマムシ - Wikipedia
随分そっけないじゃないか、Wikipedia。そんなことはわかってるんだ。と思ってたら次に「ヤマトタマムシ」という項目がありました。
タマムシ科は日本国内にも多くの種類があるが、中でも標準和名タマムシ(ヤマトタマムシ、学名 Chrysochroa fulgidissima (Schonherr, 1817))として知られる種は、美しい外見を持つことから古来より珍重されてきた。細長い米型の甲虫で、全体に緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦じまが入る。天敵である鳥は、「色が変わる物」を怖がる性質があるため、この虫が持つ金属光沢は鳥を寄せ付けない。
引用元:タマムシ - Wikipedia
そうそう、虹色にキンキラしてるキレイな虫だよ。
でも読み進めていくと、幼虫がりんごの木をかじって倒したりするから害虫呼ばわりされてたり、北海道以外には広く分布してたり、何だかスゴイ身近な昆虫みたいに書いてありますが、そうなの?
みんな見たことある?ヤマトタマムシを?
以下、メンドくさいので「ヤマトタマムシ」を「タマムシ」と記します。
ぼくとタマムシ
ぼくがタマムシを始めて見たのは、小さいころ眺めるのが大好きだった昆虫図鑑。初めて見たときは「なんやこのキラキラめっちゃキレイでカッコイイ本物見たい!」と大興奮し、その後もタマムシのページを開いては実際に見ることを夢見てました。
でもどこを探してもいない。
同じくその稀少性の高さから憧れていたオオカミキリムシやミヤマクワガタは何度か見たことはあったんです。でもタマムシだけは1度も見たことなかった。
そしてそのまま大人になりました。
その結果タマムシは、見たいけど見たことない、ホンマにいるのかとすら思うほどぼくの中では最高レベルのレアキャラでした。
タマムシと初めて出会った日
その日は2013年7月、今からちょうど3年前、当時リフォーム営業をしていたぼくは猛暑の中歩きまくっていました。照りつく日光奪われる体力。これはイカンと公園のベンチに座りました。
しばらくすると、後ろのほうから「ブブブ、ブブブ」と昆虫の羽音が聞こえてきました。
「なんじゃいな?」と後ろを確認してみたら、そこにいたんです。
ヤマトタマムシが!
いやー、キレイでした。そしてぼくは大興奮しました。なんせ子供の頃から夢見ていた出会いです。興奮するなと言うほうが無理です。
急いでスマホを出し、写真を撮りました。
そのとき撮った写真がこちらです。
ね、キレイでしょ。素晴らしいでしょ。
思いがけない出会いに大満足しつつ、会社に戻ってから興奮冷めやらぬぼくはみんなに言いました。
「今日タマムシ見た!あそこでタマムシ見た!知ってる?タマムシ!すごいキレイだった!スゲー!スゲー!タマムシやで!あれ?タマムシやけど?タマムシ……」
何か全然みんなのテンションがあがらねえんスけど?なんです?この静けさは?と言っちゃいたいほどの無反応だったんですけど、みんなにとって珍しくなかったんでしょうか、タマムシ。
ぼくは初めてだったんだけどなぁ。
タマムシってどれくらいのレア度なの?
何だったんでしょうか、あの温度差は。珍しくないのかな、タマムシ。何だかなぁ、トホホ。
ぼくにとってはタマムシのレア度って間違いなくSS級なんですけどね。もしかしてそれってぼくだけなのかも知れません。
みなさんにとってはどうですか?タマムシのレア度ってどれくらいですか?是非教えてください。
ていうか、こんな本まであるんかいな。ますますトホホ。