かつてWindows95でリリースされた『大逆鱗 -DIE GEKIRIN-』がスマホアプリとなっていたので懐かしさのあまり遊んでみたんですがなかなかツラかった、というおハナシ。
大逆鱗 -DIE GEKIRIN-
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『大逆鱗 -DIE GEKIRIN-』とは
『大逆鱗 -DIE GEKIRIN-』は、1996年にWindows95向けにリリースされたローグライクアクションRPGです。『逆鱗』の続編で、シリーズは『大逆鱗Ⅲ』まで登場しました。
手掛けたのは、なんと『ドラゴンスレイヤー』シリーズの木屋善夫さん。
『ドラゴンスレイヤー』の木屋善夫さんはどこで何をしてるのか - コバろぐ
この記事でも紹介しましたが、『大逆鱗 -DIE GEKIRIN-』はめっちゃ深いダンジョンをドシドシ降りていくゲームで(999999階)、ジャンル的にはローグライクアクションRPGと言えばいいでしょうか。
ローグライクといっても壁を何の制限もなく壊せるので、マップやダンジョンのギミックなんて何の意味もないに等しく、ローグライクにつきものの戦略性は乏しい。なので、良くも悪くもかなり大雑把で大味なゲームに仕上がってます。敵を倒しても経験値や金を落とすなんてことはなく、まったくメリットはありません。ひたすら逃げてアイテムを集めて強化していきどんどん潜っていくしかありません。
しかしながら、ガンガン何も考えずに壁を掘って宝箱をパッカンパッカン開けてアイテムを集めて装備を強化していきドンドン潜っていくというのは、ハックアンドスラッシュ好きにはなかなかストレスレスで快感ではあります。そういう人には妙な中毒性をもったゲームといえるでしょう。
ぼくもかつて999999階クリアしたことがありますが(10000階分降りるとかいうアイテムもありますから)、それはなかなかの達成感でしたよ。
アプリ版『大逆鱗 -DIE GEKIRIN-』を遊んでみたが!
昔っからローグライク好きアックアンドスラッシュ好きなぼくは当時モリモリ遊んでいたゲームですから、これをAppStoreで見つけたときはソッコーでインストールしました。そして、ソッコーで遊んでみたのです。
しかし、プロローグが終わって出た最初の画面をみたとき、何だかイヤな予感がしたんですよね。
「うわあ!懐かしい!」と喜んだのも束の間、そのフォント、グラフィックのカンジがあまりにもWin95で「これあんまりにも当時のまんますぎじゃない?」と少し不安になったのです。これをスマホの画面で見たら細かすぎてよくわかりませんから。
試しに冒険を始めてみたらこう。
何度も書きますけど、これをスマホで見るのです。
左上のステータス見えねえよ!右上のアイテムよくわかんねぇよ!
右側の真ん中に開いたフォルダっぽいアイコンとフロッピーディスクっぽいアイコンが小さいボタンで並んでるけど、これロードとセーブじゃあるまいな?はい、ロードとセーブです!
動きもカクカクと当時のまんまだし、そのまんま移植してどないすんねん!と思わず叫んでしまいました。
見た目や動きは懐かしいで済みますけど、PCそのまんまの画面で小さすぎてよくわからないし分かったところで思ったところをタップ出来ないとなると、せっかくストレス無しでダンジョンを潜れるというこのゲームの“売り”が死んじゃいますよね。
とにかく誤作動が頻繁に起こるし、何より老眼にはツラいキツい。
最後に
というわけで、アプリ版『大逆鱗 -DIE GEKIRIN-』を遊んでみたんですが、やっぱり昔のゲームをスマホに移植する際には最適化するのって大事なんだな、と再確認した次第です。
それでも、ハックアンドスラッシュの楽しみは満載なので、そういうのが好きな人は頑張ってプレイしてみてもいいかもしれません。
目指せ!999999階!!!
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