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長い長い歴史ドラマ『三国志 Three Kingdoms』全95話を見続けることができたわけ

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5月にこんな記事を書きました。

あれから5ヶ月、毎週4話の放送を追っかけ続けてついに全95話が終了しました。全て見終えて、今はちょっとした余韻にひたっております。

ちなみに、この記事はドラマについて云々批評したりするわけでもなく、ただただ飽きっぽいぼくが何で見続けることができたのかを明らかにし、「長かったなぁ疲れたよ」というだけの記事なのでご注意ください。

『三国志 Three Kingdoms』とは

『三国志 Three Kingdoms』中国で制作された三国志のドラマで、総製作費は25億円、6年の期間を費やした超大作です。

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『三国志演義』をそのまんまドラマ化したような気合の入ったドラマで、俳優さんの演技や、人民解放軍を導入した戦闘シーンなど、見所はいっぱいです。

黄巾の乱から晋の建国までの三国時代を理解するにはもってこいのドラマですね。あくまでも、演義ベースですけども。

毎週のルーティンとなった『三国志 Three Kingdoms』

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さて、この『三国志 Three Kingdoms』ぼくが観ていたのは再放送分で、毎週土曜日に22時から1時間ごとに4話まとめて放送されていました。1週間に4話。

ぼくはこれを毎週録画していました。帰宅するかしないかの時間に1本目が始まるんですが、家族がまだテレビを観ている時間ですので録画したわけですね。

ああ、ぼくは昭和のオヤジじゃないのでチャンネル権なんぞ持っていません。普段はテレビあんまり見ないので全然かまわないんですけど。

で、ぼくのゴールデンタイム0時~3時の間に視聴時間をねじ込んで観ていました。ブログに割く時間を1時間差し出すカンジでしたね。土曜日の深夜はブログをいじるのを2時に切り上げて、それから1本観て就寝するわけです(観るときは2本観てたりした)。で、大体仕事が休みの火曜日の昼にその週の4本目を観る、といったサイクル。これが5ヵ月です。

何というか、よく続いたなぁ。

長いドラマを最後まで観られたワケ

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『三国志演義』がベースなので、三国志好きなぼくはぶっちゃけストーリーは知ってるんです。だから視聴してても物語的な盛り上がりとかはぼくの中では全然ない。

じゃあ何で見続けることができたんだろうと考えると、そこには2つの理由がありました。

三国志の迫力ある映像化

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まずはこれですね、映像化された三国志の世界が素晴らしかった。

それまでは活字やゲームグラフィックスで触れていた(ぼくの場合)三国志の世界が、映像化されてグイグイくるんですよね。

広い戦場で対峙する2つの大軍とか、赤壁の戦いでの大火など、迫力満点。

ぼくは、なかでも攻城戦の描写がお気に入りで、投石器で投じる大きな石や火矢が城壁に向かって飛んでいく様が大好きですね。

あと、『水滸伝』や『岳飛伝』など最近の中国歴史ドラマはみんなそうですけど、血が出すぎ。

登場人物の再現

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もうひとつ、ぼくがこの長いドラマを見続けることができた理由があって、それは登場人物たちの再現度がスゴいところです。

小説の挿絵や、ぼくの場合はとくにゲームの顔グラフィックでしか見たことのない武将たちが実写でせまってくるのは割と興奮しましたね。

またそれが似てるんです。遥か昔に亡くなった人たちなので似てるというのはどうかとも思いますが、初めて出てくる人物でも「ああ、これはあの人だな」ってわかるのはすごい。諸葛亮とかはそりゃ一発でわかりますけどね。

個人的には、袁術と龐統と張松が感動しました。よくこんな俳優さん見つけてきたなぁ、というカンジ。

あ、当然ですが、張飛を演じているのは康凱(カン・カイ)さんですよ。

最後に

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そんなわけで、ぼくはこの長い『三国志 Three Kingdoms』というドラマを見続けることができました。「目の前で歴史が動いてる」という感覚が面白かったんだと思います。

三国志好きな人でまだこのドラマを見たことがない人は、機会があれば是非見てみてください。知ってるからこそ深く楽しめる、という部分が確かにありますよ。