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花咲徳栄が負けた日

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甲子園への切符をかけて各地で熱戦が繰り広げられている高校野球ですが、今年は何だか星稜や済美、仙台育英、聖光学院など強豪が負けてしまっています。

負けたからといって彼らが弱いとかじゃないし敗戦を糧として大きく成長してくれると思うんですけど、その“波”は少し不気味ではありました。

花咲徳栄敗退

2021年7月22日、埼玉大会にもその“波”がやってきました。甲子園の常連である絶対王者・花咲徳栄高校が5回戦で敗退したのです。

野球部だった我が長男も対戦したことがあり(監督同士が知り合いだかで最後の大会直前に咬ませ犬として呼ばれた)、ぼくとしても馴染みがある強豪だったのでちょっと意外。

しかし、意外でしたが、王者の意地は十二分に見せつけてくれた模様。

相手はここのところずっと力を付けてきている山村学園だったんですが、9回までに5対1で花咲徳栄は負けていたのに9回に4点を取って追いついたのです。しかし同点どまりで、9回裏に山村学園にサヨナラを食らってしまいました。

花咲徳栄 山村学園
(画像掲載元:花咲徳栄 5回戦で敗退 “6連覇”の夢絶たれる 山村学園が19年決勝大敗から雪辱― スポニチ Sponichi Annex 野球

これで花咲徳栄は埼玉大会6連覇を逃し、甲子園にも行けなくなりましたが9回4点差を追いついた猛攻はさすが王者といったところで、埼玉大会の歴史の中でも1、2を争うスゴい試合だったのではないでしょうか。

これで間違いなく勢いがついた山村学園はこのまま甲子園に行っちゃうかもしれませんね。浦和学院が立ちはだかるでしょうけども。

花咲徳栄が負けた日

その、花咲徳栄が負けてしまった日、ぼくは仕事でした。しかし夕方、ちょっとした空き時間にTwitterをチェックすると「花咲徳栄」というワードがトレンドに入っていましたのです。

「なんだ?甲子園決まったか?あれ?決勝って今日だっけ?まぁ、こうやって出てくるからには今日なんだろうな。でも、早くない?」と花咲徳栄の話題と言えば「勝った」だと頭に擦り込まれているぼくは思いました。

そして花咲徳栄というワードでTwitterをチェック。

すると「山村学園が勝ったまんま9回。もう花咲徳栄は負けるだろう」というツイートがドバっと出てきました。

「えーーーーーーっ!?ウソやろ!?!?!?」思わずぼくは声を上げてしまいました。ついでにツイートしてしまいました。

なんとなく花咲徳栄がこのまま終わるとは思えなかったぼくは俄然この試合を観たくなったんですが仕事中、仕方なくツイートを常に最新状態にすることでみなさんのツイートにより状況を知ることができました。

そしたらTL上で花咲徳栄が1点ずつ得点していきました。これもしかするともしかするな、さすが花咲徳栄やな、と思い、この時点でウチの家族のLINEに「テレ玉(テレビ埼玉)でやってる?録画しといて!」と入れてます。その後はカミさんがLINEで逐一報告を入れてくれたので割とわかりやすく試合を感じることができました。

そしてぼくは「ああそうだ!」と花咲徳栄の名前の由来を以前書いたことを思い出し、それへのリンクをツイートしたりしました。浅ましいブロガーだこと。

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ええ、仕事なんてしてません。

だって気になって気になって。

花咲徳栄の敗退に思ったこと

しかしそれにしても。まさか花咲徳栄が敗れるとは。

埼玉県民としては、そして息子たちをコテンパンにされた親として(普通の公立高校が相手をするにはめっちゃ強かったマジで)、花咲徳栄は強すぎて憎いいったん負けてしまえ、と思ってたりしたんですが、イザ負けてしまうと「ウソだろ!?」ってなっちゃいますね、やっぱり。

ついさっきまでそこにいたキングが居なくなると庶民はうろたえるものです。

そしてふと晩飯を食ってるときに「2年生1年生は今練習してるんだろうな来年に向けて悔しくないのか悔しくないなら辞めちまえなんて言われながら」なんて思ったりして。さすが強豪は違うわーなんて。

勝った山村学園に対してはもう「ブラボー!!!!!」としか。2019年には決勝で花咲徳栄に負けてますから、そのリベンジを果たし「すごいぞお前ら!」みたいな。ウチの長男の代から、花咲徳栄は日本全国から選手を集めてるのに対し山村学園は埼玉っ子が中心ですから、その面でもブラボーですね。

まぁとにかく、高校野球の醍醐味が詰まった素晴らしい試合をしてくれて、両校の選手たちにはありがとうと言いたいところです。

最後に

いやぁそれにしても、高校野球っていいですよね。

「アマチュアの子供たちの野球なんて面白くもなんともない」と若いときには思ってたもんですが、やっぱり自分の子供が高校で野球をやって「高校球児の親」という立場を経験したからこそ気付けたんです。

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そういう意味では、我が長男にも感謝です。

とにかく、勝った山村学園の選手たちには最高の賛辞を送りたいし、負けた花咲徳栄の選手たちにも感謝をしたい。

最高やぞ、キミたち!