『ログイン』といえばかつて絶大な人気を誇ったパソコンゲーム雑誌。
『ログイン』は、パソコン雑誌といえば専門的でマニアックなものばっかりだった時代に、ゲームを中心に徹底して娯楽路線を貫いていました。そのテイストは、かつてこの雑誌のいちコーナーだった『ファミ通』にも引き継がれてますね。
憧れだった編集者
非常に面白いパソコンゲーム雑誌だったので、ぼくも『ログイン』は毎号毎号隅から隅まで読んでいました。そして、そんな『ログイン』について、このブログでパソコンゲーム雑誌について書いた記事「たくさんあったパソコンゲーム雑誌」にて、こんな風に書きました。
『ログイン』は当時からトップを走ってた感があります。膨大な広告とレビュー、そして名物バカ記事。どこを見ても面白かったです。そのテイストはこの雑誌の1コーナーだった『ファミ通』にも受け継がれて、こちらは現在も続いています(が、だいぶ変わったかな…)。
“どこを見ても面白かった”、そんな雑誌を作っていたのが編集部の方々。他の雑誌と違い、彼らはどんどんと紙面に出てきていました。
初代編集長である酋長をはじめ、ほえほえアライ、河野マタロー、田中パンチ、青柳ういろう、白鳥ジュン、水野店長、ゲヱセン上野、伊藤ガビン、そして我らがスタパ齋藤、そうそうたるメンツです(敬称略)。他にも非常にたくさんの方が時代時代で紙面で大暴れしていました。
そして、雑誌上で常に「面白いこと」をしている彼らに対して、ぼくは強い憧れを持っていたのです。
高橋ピョン太と忍者増田の対談
さて、ログイン編集者で、わざと上で名前を挙げなかった人がふたりいます。
そうです高橋ピョン太と忍者増田(敬称略)。
このふたりは、先日からYouTubeにて対談を始めました。そしてそのことを書かせていただきました。
これ、非常に面白いからみんな見て。公開するペースが早くて元ログイン読者としては嬉しい限りです。
増田さんがTwitterで紹介してくれたから調子に乗った
ここまでが前置きです。長いな!ここからが本番。
つまりどういうことかというと、この「ログプラスワン」について書いた記事を、忍者増田さんがTwitterで何度か紹介してくれたのです!
拙者たちが目指しているところなど、正しく記していただき感謝でござるm(__)m
— 忍者増田(コゲラ) (@Ninja_Masuda) May 21, 2021
高橋ピョン太と忍者増田の雑談トーク番組「ログプラスワン」がYouTubeに登場! https://t.co/ZPPOjX2iS4
「うわぁすごい!忍者増田がぼくの記事を紹介している!」ぼくはドキドキです。しかし、どうする?
そりゃぼくは30年くらい前から忍者増田さんを知っていてファンやってます。ログインの「ウィズでござるよ!」は毎回楽しみにしてましたし、Twitterはこっそりフォローしてますし、こっそりとこんな記事も書いてます。
しかし、こっちは向こうを知ってても、向こうはこっちをしらない。当たり前ですけど。いきなりリプ返したら「調子乗んな」って思われそうで怖い。
しかし、せっかく無秩序のツイッタランドでの邂逅です、いってしまえ!と勢いをつけて返した言葉が「こちらこそ恐縮です!」。ホントは増田さんに合わせて「恐縮でござる」とか書こうと思ったんですけど、それこそ「調子乗んな」って思われそうなのでやめました。礼を欠きますから。
そしたらまた増田さんから!
いち早く採り上げていただいたのに、こちらからの紹介が遅れましたm(__)m
— 忍者増田(コゲラ) (@Ninja_Masuda) May 21, 2021
うわぁダメダメこれ以上はダメ増田さんのお時間を使わせちゃダメ!と思いつつも返さないのも失礼じゃない?と思い返してお返事。
「しかし、公開ペースが早いですね!元ログイン読者としては嬉しい限りです!」
もういいです返さないでいいです無視してください。これ以上は!
おしゃむさんの力ですね。僕は喋ってるだけでいいから楽です。
— 忍者増田(コゲラ) (@Ninja_Masuda) May 21, 2021
うわぁ返ってきちゃった!
もういいですこれ以上はいいですすみませんすみません!そっといいねを押して終わりにしました。
憧れの人と絡み合うTwitterは難しい
しかし、自分が勝手にフォローしてる人にリプ送るのって緊張するというか気を遣うというか難しいですね。相手に失礼じゃないかと思ったり、気楽に本人にくだらないコメントしてる人たちみたいになりたくないと思ったりして(アイドルとか女優さんのインスタ方面に多いけど)。
いざ返そうとしても全然頭が真っ白になって何書けばいいかわからなくなりますし、勇気を出して送ったら送ったで返事が欲しいと思うと同時に返事はいらないと思ったりもします。そして返ってきたら「うわぁ来ちゃった!」とか罰ゲームみたいに感じたりするのもよくわからない。そして返事をどんどんくれる方だと、どうやって終わらせたらいいのかもわからない。わからないことだらけです。
なんというか、自分が憧れてたり好きだったりする人との距離が全然ないというのは、ものすごいことですよね。それがSNSのすばらしさのひとつではあるんですが、改めて。
最後に
それにしても、あの頃ログインを読んでいて、将来忍者増田とネット上で会話しちゃうなんて思ってもみなかったですね、当たり前ですけど。アホ面でログインを貪り読んでいる若かりしぼくに「お前将来この人と接点できるで」とか教えたらどんな反応するんだろう。
まぁちょっとリプ送り合っただけで何調子こいてんだって話ですが、Twitterってステキ!