埼玉西武ライオンズの優勝マジックが、9月28日についに1となりました。
マジックが付いてからのライオンズの強さはすさまじく、負けてません。それは強敵でライバルである福岡ソフトバンクホークス相手でも同じこと。強いホークスを飲み込む強打線。すばらしい。
そして、28日はなんといってもエース菊池雄星投手でホークスに勝ったのが大きい。
ホークスに勝てない菊池雄星
だって、今まで菊池雄星投手は入団以来ホークスに勝ったことがなかったんです。18戦登板して0勝13勝。
ライバル球団に勝てないエースはいかがなものか、ということで以前こんな記事を書きました。
菊池雄星は福岡ソフトバンクホークスに勝ってからメジャーに行け - コバろぐ
いやまあ、苦手とする球団があるというのはある程度仕方がないことだとは思います。しかし、エースが優勝を争うライバル球団にひとつも勝てないのはいかがなものか。
菊池投手は「優勝したい、日本一になりたい」という思いを遂げるためにメジャー行きを封印してきたそうです。これはライオンズファンも嬉しいでしょう。喜んで送り出したくなるでしょう。
でもその反面、ホークスから1勝くらいしてってよお…と思っちゃうんですよね。
菊池雄星投手は今オフのポスティングシステムを利用してのメジャー行きを明言していて、球団も容認しています。だったらせめてホークス相手に1勝くらいしろよ、と勝手ながらに思っていたのです。
ホークスに勝った菊池雄星
2018年9月28日、菊池雄星投手はついに福岡ソフトバンクホークスに勝ったのです。その日のお立ち台で、菊池雄星投手はちょっと感極まったようですね。
涙をこらえ、言葉が出ない。お立ち台で19戦目にしてソフトバンクに勝った思いをインタビュアーに聞かれると、菊池は上を向いて必死に我慢した。「大きいと思います」。目を潤ませようやく絞り出した言葉が、ずっと勝てなかった悔しさを物語った。
菊池投手は割と飄々としていて感情を表にあんまり出さないので気づかれなかったのかもしれませんが、やっぱり本人も悔しい思いをしていたんでしょうね。変なポンコツブロガーに「勝ってから好きなこと言え」とか言われましたしねすみません(きっと見てない)。
しかし、勝ったのです。
おめでとう菊池雄星投手!待ってたよ信じてたよ!
2018年のラストスパート
チームとしては10年ぶりのリーグ優勝をほぼその手の中に入れた埼玉西武ライオンズ。
しかし、優勝したとて日本一はまだ遠い。ご存知のとおりクライマックスシリーズがありますからね。そしてそれから日本シリーズ。
日本一に向けて、菊池雄星投手がしっかり働いてくれないとなりません。
なので、菊池雄星投手においてはしっかりコンディションを調整し、是非チームを日本一へと導いていただきたい。
「菊池雄星はチームを日本一にしてからメジャーに行け」
そういうことです(え?)
最後に
嘘です、嘘。
菊池雄星投手にはここまでファンに十分な夢を与えてくれました。ライオンズが日本一になろうがなるまいが、今度はしっかり自分の夢に向かって歩んでいってもらいたい。
高校の後輩の大谷翔平選手が先に行っちゃって話題になっちゃってますけど、メジャーで彼をしっかり抑えてアメリカのベースボールマニアを存分に唸らせてもらいたい。
まぁ、まずはリーグ優勝です!
埼玉西武ライオンズのチャンステーマ4のカッコ良さは異常 - コバろぐ