NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第2回、見ました。
源頼朝が胸に秘めた「平家打倒、源氏復興」の思いと、北条家に対する覚悟などが垣間見られて非常に面白かったです。そういうところの、興味を持たせる描き方が素晴らしかったですね。さすが三谷幸喜といったカンジです。
そんな『鎌倉殿の13人』を見ながら、ぼくは他のことを考えていました。しきりに昔遊んだ『源平合戦』というゲームを思い出していたのです。
源平合戦
『源平合戦』は、光栄(現コーエーテクモゲームズ)からPC-9801用に1994年に発売された歴史シミュレーションゲームです。
1180年に源頼朝が石橋山の合戦ののちに鎌倉に居を構えたところから始まり、プレイヤーは源頼朝、源義経、平清盛、平宗盛、源義仲、藤原秀衡など源平の争乱に活躍した人物となり天下を狙うことになります。
源氏や平氏、奥州藤原氏といった勢力によって固有のコマンドや特徴があったり、官位がモロに兵力に影響し朝廷の存在感が大きかったり、武将に「優雅」や「無常」といったパラメータがあり「無常」が一定まで上がると世を儚んで出家していなくなってしまったり、この時代が特徴的にシステム化されていて、この辺はさすが光栄といったカンジ。無常を感じて出家とか、「敦盛」の熊谷直実か!とツッコンじゃいますよね。
まぁとにかく、非常に良く出来たシミュレーションゲームといってもいいと思いますが、家庭用ゲーム機に移植されなかったためかいまいちマイナーで人気があるとは言えません。惜しいですね。
『源平合戦』を思い出す
そんな『源平合戦』を、『鎌倉殿の13人』を見ては思い出すわけです。扱う時代や人物がいっしょだからしょうがないですが。
どんなことを思い出してるかと言いますと。
清盛はイベントで熱い熱い言って死んでいったなぁとか。
後白河法皇がちょっかい出してきて配下を篭絡したり、朝廷にせっせと献金して官位を上げるのがウザいなぁとか。
戦闘はどんなだったかな、そういえばバストアップの人物画像はこれが初めてだったなぁとか。
そんなことなどをとりとめもなく思い出し思い出ししながらみてるとドラマが頭に入ってこなくなったりしてます。そして、思い出してくるとどうしてもまたまた遊びたくなってくるわけです。困ったもんです。
そういえば、ここで掲載した画像も2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』を見て思い出して遊んだときに残した画像です。なんか鎌倉幕府の成立辺りの源平の争乱の何かを見ると自動的にこの『源平合戦』を思い出しちゃうらしいです。
最後に
あと『蒼き狼と白き牝鹿』シリーズも思い出しちゃいますよね。頼朝になって世界に打って出て世界統一を目指すというダイナミックさがいい。世代交代のためにオルドもあるしね!
いやしかし、コーエーテクモゲームズが光栄だったころのゲームの記憶は、『三國志』や『信長の野望』じゃなくても、いつまでも色あせない。
まぁ信者だったんで仕方がないですが。