先日、Steamで『Wizardry外伝 五つの試練』と『Vampire Survivors』を購入しましたってことは書きました。
長男から誕生日プレゼントでいただいたウェブマネーをすべてSteamに突っ込み購入できたわけですが、まだまだ残高はあります。
「せっかくいただいたんだ!使わないと申し訳ない!」ということで他にも色々と物色してたんですけども、見てすぐ「これは!」と思ったゲームがありまして、反射的にポチってしまいました。
それが、『Motal Glory』。
『Motal Glory』がイイ!
さてこの『Motal Glory』、どんなゲームかと申しますと。
ベッタベタのファンタジー世界で剣闘士を雇ってチームを作り、トーナメントを勝ち上がってチャンピオンになることを目的とするゲームです。
ストアの説明だと、以下。
Mortal Gloryはファンタジー世界を舞台にした、ローグライク戦略ゲームです。剣闘士を雇用し、チームを組んで過酷なトーナメントを勝ち抜きましょう。あらゆる知恵と策略を用いて栄光を勝ち取るのだ !
タクティカルコンバットがイイ!
この『Motal Glory』では、最大4人のチーム同士でとにかくトーナメントを勝ち続けるのが目的になりmす。剣闘士を雇って鍛えて上を目指しましょう。
試合は、将棋のようなターン制バトルで行います。いわゆるタクティカルコンバット。『ウルティマ』とか、国産だと『ファンタジアン』でおなじみのやつですね。
要は、ドット絵で描かれたキャラをひとつずつ戦略的に動かし勝利をもぎとるのです。スキルを駆使して有利な状況を作り出す作業は楽しいもんです。
戦術級のシミュレーションゲームだと思うとお手軽です。ただし、将棋のように先手必勝というわけではありません。ここで剣闘士たちはスキルを駆使して相手の体力を奪って戦闘不能にさせるのです。勝ったら報酬が貰えてそれでまた剣闘士を雇い、鍛え、アイテムを買い、トーナメントに向かいます。そしてまた勝つ。その繰り返しです。
いつかチャンピオンになる日を夢見て、戦い抜きましょう。
ランダム要素がイイ!
そういうゲームだからして、この『Motal Glory』はガッチガチに攻略しなきゃいけないムズゲーかと思いきや、さにあらず。
むしろ、運の要素が強すぎです。あらゆるところにランダム要素が絡んできて面白いです。こういうところを制作者さんは「ローグライク」と言ってるんでしょうかね。
まず、剣闘士のみなさん。
これはちょうどゲーム開始時に雇う場面ですが、256ゴールドのトロールくんです。いろんなパラメータがあり、そしてスキルも所持してますが、これがまったくのランダムです。名前もランダム。能力もスキルも毎回違うのでよく見て雇用しましょう。なんせ、MPがないのに魔法スキルしか持ってないやつとかゴロゴロ出てきますからね。ヒョロガリなのに物理スキルばっかりとか。個性的でいいんですけど。名前も変更できるので、ここで感情移入できる人は果てしなくできるでしょう。
そして、試合が終わった後に毎回イベントが入るんですけど、これもランダム。能力が増減したり、ゴールドが増減したり、負傷したり、アイテムをゲットしたり、さまざまです。強力な剣闘士が仲間になったりするイベントもあるので、これまた楽しい。
どんなやつがチームに来てどんな風に育ってどんな風に勝つのか、まったく読めないところがミソなので、合う人には合うけど合わない人にはとことん合わないゲームと言っていいでしょう。
最後に
試合の相手もランダムであり(勝ち進むにつれて強さの目安はあるでしょうけど)、全体的な展開も毎回違うので、対策を取ろうにも取れない。今ある駒とアイテムと状況で最善の手はなにか、それをウンウン考えることこそ、このゲームを遊ぶってことです。
というわけで、ぼくにはバンバンと刺さってくるゲームです。ファンタジー、ドット絵、タクティカルコンバット、ランダム、とぼくの好きな要素てんこ盛りですから。
そういうのが好きな人は是非どうぞ!